4シーズン最強ソロテント「AKTO」
こんばんは。
今日はソロテントの話です。
寒さに弱い自分は冬山でのテン泊でフロアレスでは
正直しんどくインナーを求めるタイプです。
紹介するソロテントはダブルウォールで
暖かくそれでいて軽量なテントAKTO。
発売当時から多くのキャンパーやハイカーに支持され、
北極や南極での極地で使用された実績もあります。
その性能は非常に高い評価を得ていて
自分も真冬の八ヶ岳で使用しましたが、
寒さを感じることなく十分発揮してくれました。
Hilleberg - AKTO
ヒルバーグ社は1971年に森林管理官をしていたBo Hillebergにより設立。妻と共に副業として始めたのがきっかけです。試行錯誤した結果1973年には、インナーとフライが一体となった「世界初」のテントが発表されました。その優れた設計と抜群の耐久性は、多くのアウトドア愛好家に高く評価され、今では世界的に有名なテントメーカーになりました。
基本情報
収納サイズ:φ16.5×52cm
フロアサイズ:220×90
フロア広さ:1.7㎡
前室広さ:0.8㎡
室内最大高:90cm
総重量/1.7kg(収納袋ペグ込)
メリット
・軽量
重量は本体とインナー、ポールだけでは1.3kgと4シーズンのダブルウォールとしては超軽量。冬山テン泊だけでなくバイクツーリングやバックパックキャンプなどに最適かと思います。
・設営撤収が簡単
端の4箇所ペグダウンし真ん中のポールスリーブにポールを差し込み立ち上げるだけ。
撤収はその逆。インナーとフライを同時に建てられるので慣れれば5分程度で設営できます。キャンプと違って山行のテン泊では設営はあまり時間を費やしたくないですもんね。
・前室がある
これがとにかく便利。雨の時は濡れたザックとか雨具とか置けますし、煮炊きなどの調理スペースにもなります。またインナーがバスタブ型ですので前室の土などが室内に入りにくい仕様になっているのも良いところ。
・特殊生地であるKerlonを使用
ヒルバーグ社の開発した「Kerlon1200」が使用されています。ナイロンのリップストップ生地に特殊なシリコン加工を施すことにより、耐水性と強度を増大してくれています。引き裂き強度も通常の5倍~6倍とも言われていますので強風でもへっちゃら。
・ベンチレーションが3つ
中央の出入り口上と頭側と足元側にあり、雨が振り込まないように上側がひさしのようになっています。3箇所のベンチレーションがスムースな空気の流れを作るので、結露しにくい作りになっています。
デメリット
・高価
憧れのヒルバーグ。ソロテントで7万はなかなか厳しいですよね。自分も確か分割で購入した記憶があります。笑ただデメリットを大きく上回るメリットがたくさんあります。
まとめ
実際に使用してみると軽くて暖かい。
設営や撤収が驚くほど簡単なのでここぞという場面で
使用しています。また張り姿は本当に美しいです。
合理的な設計と高品質な素材、
使い手の心理を理解している細部へのこだわりは
1995年の発売から20年以上経った今でもほぼ改良は
加えられていないことからもその完成度の高さを
伺うことができるテントです。