神秘的ゴルジュ帯「棒ノ折山」
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
さっそく今年最初のネタは山レポから。
昨年の11月下旬。
寒波が襲い1月末の気温と言われるほど
気温がない中で低山ハイクに行ってきました。
今回は歩く気満々のハイク未経験者が参加です。
一番こわいやつ。
大丈夫でしょうか、、、
そんな条件からチョイスした行先は、
清流が足元を流れる沢歩きをはじめ、
変化に富んだトレイルが印象的な山です。
基本情報
棒ノ折山は、東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市との境にある標高969mの山で奥多摩と奥武蔵の山域の境にあります。棒ノ折嶺、棒ノ峰、棒ノ嶺とも呼ばれ山頂は非常に広く、ピークは小規模なグラウンドのような広場となっています。昔は茅(茅葺き屋根の材料)の原であったよう。
レポート
10:00
さわらびの湯の第3駐車場に到着。
ここは登山者専用駐車場のようで
駐車場料金は無料。
ここから舗装路で有間ダムへ向かい、
定番の白谷沢ルートから入ります。
何度も登っている山ですが、
こんなに遅いスタートは初めてです。笑
雲行きがだいぶ怪しいけどサクッと上がって
昼過ぎに降りれば全然問題ないかなという感じ。
歩いてすぐに沢沿いの道になるこのトレイルは
滝の脇や岩壁が狭まっている谷を通ったりと
ハイク未経験の相棒が飽きないアドベンチャー感
があり、また危険なところもないのもいい。
何度来てもワクワクするこの沢登り感。
何度来ても迫力ある絶景のゴルジュ帯。
最高ですね。
11:30
そうこうしているうちに沢登りも終わり、
中間地点の休憩所に到着。
相棒はというと鼻水をダラダラ垂れ流し、
止まると寒いと言いながらベンチ周りを
グルグルと歩き回っていました。
この休憩所から棒ノ嶺まで残り1.5kmと
いったところでしょうか。
ここからは水辺はなくなり割と急登が続く
トレイルになります。
台風の影響か階段も崩れていたり、
ちょっと歩きづらいですね。
少し歩いて行くと巨大な岩が現れます。
これは岩茸石。
岩茸石はちょうど分岐点になっているので、
ゴンジリ峠、棒ノ嶺方面へ向かいます。
霜の長さ、寒さが伝わりますかねぇ。
12:30
木の根が張り巡らされた尾根を登り、
来ました来ました広場に。到着です。
さすがに今日は人もまばらですね。
景観はというと、
左側(北側)には、赤城山が見えます。
右側(東側)には、所沢市街と遠くに新宿副都心が見えます。
場所を取ってモグモグタイムです。
ガクプルの相棒にはダウン上下を無償提供。
14:00
十分に休息を取り下山の開始です。
降り始めてすぐに問題が発生。
うまく降りれないと言い出した相棒。
何とか励ましながら河又バス停方面へ
滝ノ平尾根づたいに降ります。
16:30
日が落ち始めヘッテンを意識する中
CTがまさかの1.5倍でなんとか下山。
ちょっと焦りましたね。笑
感想
かれこれ4-5回来ている棒の折山。
何と言っても沢登りのような体験をすることが
できるところが魅力的な山です。
沢登りと言っても水の中を歩き続けるような
トレイルではなく沢を渡渉したり
滝をすぐ横目で見ながら登ったり
まるで沢登りをしているような気分を
味わうことが出来ます。
涼風感がある沢登りなので、
新緑が綺麗な4月から5月なんかがオススメです。