甲州古道「浅間尾根」
こんにちは。
今日は久々の山レポです。
5月上旬。
だいぶ前の話になりますが、
新緑の季節に浅間嶺を歩いてきました。
みずみずしい葉に生え変わり
とても気持ちの良いトレイルでした。
基本情報
東京都檜原村にある山で江戸時代には木炭や米や塩などの生活日用品を運んだ人々の生活を支えた往還の道です。山名は富士浅間神社があることからとされている。山頂には八重桜が多く、晴のサクラの時期が美しいところです。
レポート
7:20
平日の早朝。
武蔵五日市駅から数馬行きのバスで
檜原の山奥へ突き進みます。
景色を横目に走ること1時間、
浅間尾根登山口バス停に到着。
バス停はというと、
そう以前に笹尾根へ行った時と
同じバス停です。
やはり降りる人は少なく
自分を含めてもう1人、、、
1日ぼっちハイク確定です。笑
8:30
一つおにぎりを頬張り、
軽く準備運動して出発。
笹尾根とは道路挟んで反対に進み
浅間坂から入山します。
多摩川の支流である北秋川と
南秋川の間に横たわる浅間嶺へ
続く登山口です。
数馬分岐ではなく数馬峠に行ってしまい、
トレイルは荒れ放題。
尾根までのトレイルは短距離ですが
やや急な直登でした。
9:30
数馬峠から浅間尾根へ。
平坦で快適な尾根歩きが楽しめました。
途中にはサル石と言われる大きな岩があり、
この岩のどこかにあるというサルの手形が
あるとゆーイベントですがスルー。笑
実はこのルートの最高地点は浅間嶺ではなく、
一本松あたりだとか。
尾根まで登ってあとはひたすら下っていく
だけなのでハードさは感じません。
10:40
人里峠から浅間嶺へ向う途中の尾根北側に
大きく開けた伐採地があり大岳山・御前山そして
その背後の鷹ノ巣山などのパノラマが広がります。
11:30
浅間嶺に到着。
展望台はとても展望が良く
富士山は見えませんでしたが、
間近に見える奥多摩の山々から丹沢方面まで
見渡すことが出来ます。
払拭の滝から上がってきた人がちらほら。
しばし山談議して昼食です。
12:30
出発
時坂峠手前までは薄暗い北斜面を下ります。
13:30
時坂峠に到着。
シダ植物などの下草が出始めていて、
夏場は草がすごそう、、、。
峠に茶屋のようなところがあったのですが
今回は時間がないのでスルー。
14:00
下山し払沢の滝へ寄り道。
昨日の雨で水量が多く、
まさに圧巻の一言でした。
この滝は「日本の滝百選」入る滝で、
檜原村を代表する名瀑です。
落差は4段で約60mあり厳冬期には結氷する
ことでも知られています。
感想
尾根からは払沢の滝までゆるやかな登山道が続き、
甲州古道と言われる歴史ある道だけあって、
道標もしっかり整備され迷う心配はありません。
堪能しながら山を歩ける素敵なルートでした。
また別の季節にふらりと行ってみたいですね。