シラビソ樹林「天狗岳」その1
おはようございます。
山レポの回です。
10月下旬。
台風19号の爪跡が残る中、
被害が少なかった北八ヶ岳へ。
二度目ましての天狗岳。
一度目は稲子湯から夏沢峠からアプローチ。
前日の雨から足場が悪いことを想定し、
今回はかなり緩めのルート設定です。
1日目は唐沢鉱泉から入り、
人気小屋である黒百合ヒュッテまで。
基本情報
八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に南側を南八ヶ岳(狭義の八ヶ岳)、北側を北八ヶ岳と呼ぶが、天狗岳はこの北八ヶ岳の最高峰である。山頂部は300mほどの間隔を置いて東西に分かれ、西天狗岳と東天狗岳と称する。東天狗岳の標高は2,640mで、西天狗岳の標高はで2,645.8mであり西天狗岳の方が高い。北八ヶ岳はなだらかな山容と深い針葉樹林、点在する湖などに特徴があるが、天狗岳はその中にあって唯一、南八ヶ岳に近い険しい山容をしている。日本二百名山のひとつ。
レポート
9:00
唐沢鉱泉にある登山者用の無料駐車場。
緩めのハイク計画ゆえ遅めの出発だった
のが仇となり当然車はパンパン。
なんとか駐車することが出来ましたが、
ちょっとナメてましたね。笑
日本では珍しく独特の色合いです。
敷地に豊富な湯量が自然湧出しています。
帰りに入ってこうかな。
実は源泉って温度はかなり低く、
唐沢鉱泉の温泉は加温してるみたい。
10:00
準備を整え今回もお馴染みの仲間2名。
いざハイク開始っ!
源泉を横目に黒百合平方面の登山道に入ります。
歩き始めからしばらくは傾斜もそれほど
きつくなく、歩きやすいトレイルです。
入ってすぐに広がる苔の森、これぞ北八ヶ岳。
ヒラビソを中心に苔が一面と広がってます。
光が差し込むとまさにジブリの世界。
苔の美しさに足もつい止まっちゃいます。
人気のルートなだけにトレイルも整備されています。
朝の低い光はとてもきれいなので、
早め入るのが良さそうですね。
11:00
渋の湯方面からの分岐点に到着。
特にここってところはありませんが、
さくっと休息を取り黒百合平方面へ向かいます。
涼しげな道を進んでいると、
いよいよ黒百合ヒュッテが見えてきました。
12:00
黒百合平に到着。
ここ標高2400mに建つ山小屋が
言わずと知れた黒百合ヒュッテ。
天狗岳に向かう登山者で年中賑わっています。
ヒュッテにはカフェが併設されカップケーキや
本格的なビーフシチューなどが提供されています。
またオリジナルグッズの販売だけでなく、
定期的にクラシックやジャズなどのミニコンサートが
行われ他の山小屋にはないユニークな点が
女性を中心に支持されているいい小屋です。
山小屋と隣接する広場がテン場で設営数は50張程度。
週末にも関わらずそれほど多くはありませんでした。
そう。
実はこの時期は台風19号の影響で入山自粛モード。
今日は登頂はせず、ヒュッテ前のテン場でテン泊。
ヒュッテで設営料金を支払い番号表をもらったら、
指定範囲内の好きな場所にテントを設営できます。
テン場利用者は小屋のトイレやポリタンクの水を
無料で利用できます。
どこにどのように張るのか悩みに悩むこと30分。
アクトを三角形に張り真ん中を宴会場とすることに。
昼飯がてら1本飲み干し夜の宴会までしばしお昼寝。笑
16:00
2時間ほど寝てしまったようで、
外はすでに日が落ち始めていました。
食材を下ごしらえして宴会の準備。
今夜は鍋ですね。
たくさん担いだので具材が盛りたくさん。
17:00
宴会スタート。
夕飯の宴会時間が一番楽しみでこれがしたくて
来ているといっても過言ではありません。笑
小屋にも団体さんが入っているようで
笑い声に歌声が外まで響き渡っています。
夜が老け始めお酒も入り、
全く話は尽きません。笑
21:00
明日はピークを取りに行くためほどほどに早めに就寝。
どうやら明日は天候が崩れガスは発生するようで、、、
<2日目>続く