木製スタッキング「曲げわっぱ」
こんばんは。
今日はクッカーのスタッキングの話。
組み合わせの考案は楽しいもんですよね。
ただ全てをチタンやアルミでまとめて
しまうとチープさが強調され
無骨な感じになってしまいます。
そこで木製も取り入れることで風情豊かな
クッカーのスタッキングが出来上がります。
さて先日購入したJMWのヒルビリーポット330。
こいつのレビューはまた次回として330の中に
スタッキングさせる木製クッカー探し。
径があまり大きくなかったのでだいぶ苦戦しました。
でも探して見つけた時やそれがシンデレラフィット
しちゃった時はうんとテンション上がっちゃいます。
見つけたのは木製でも伝統工芸であるわっぱ。
とても軽いのでウルトラライトに持ってこい
ってことで目を付けました。
大館工芸社 - 大館曲げわっぱ
大館工芸社は1959年堺谷哲郎により設立。丸太の買い付けから製材、曲げ加工、桜皮縫い、底入れ、仕上げまで一貫して行なっています。曲げわっぱをつくるのは、伝統工芸士5名を含む26名の職人。伝統的な曲げわっぱはもちろんのこと、現代のライフスタイルにあったさまざまなデザインの曲げわっぱをつくり続けています。
スペック
サイズ:80φ×63 mm
容量:260cc
重量:29g
秋田天然杉を使って熟練した職人さんがひとつひとつ丁寧に作り上げた秋田は大館の曲げわっぱです。
メリット
・軽量
わっぱはとにかく軽い!そばちょこサイズなので容量もたっぷり260ccもあるのでマグカップとして使用してます。にもかかわらず重量はたったの22g、驚愕です。
・スタッキングに取り入れやすい
径が80φなのでスタッキングの中間クッカーに取り入れやすいサイズです。ヒルビリーポット330の中にぴったし収まり、また中にはエバニューのアルストが収まります。わっぱなので干渉しても傷がつきにくいのもよいところ。
・口当たりがよい
口当たりがよく秋田杉の香りが鼻から入ってきます。熱伝導率の低い杉の木の特性で、ガラスや金属、陶磁器よりも高い保温効果を発揮するため、飲み物の温度を手に伝えず、結露もほとんど起こさないまま注ぎたての温度を長時間持続してくれます。
まとめ
自然の中で使うクッカーに自然のもので作られた
わっぱはなんとも馴染みがよく風情も豊かになります。
疲れ果ててたどり着いたテント場での一杯。
天然杉の香りと滑らかに交ざり、
まるで樽酒でも戴いているかのように
わっぱで戴くお酒は最高に美味しいです。
見た目のお洒落さもさることながら、
杉の木の香りがほのかに融合され、
ついつい飲み過ぎてしまうほどお酒が
おいしくなる魔法のようなギアです。