機能美な木製カップ「JIN CUP UL」
おはようございます。
朝から木製カップの話。
カップなんで別に木製でなくても
チタンやアルミ製で十分じゃないの?
そうなんです。
秋冬などの寒い時期のハイクで実感できます。
チタンなどの金属製では温かい飲み物も
すぐに冷えてしまうだけでなくカップ自体も
冷えてしまうので口をつけたときの
触感は冷たくゲンナリするときありますよね。
寒い季節だからこそ温かい飲み物はできるだけ
温かく口当たりも柔らかく飲みたいもんです。
これまた機能美な木製カップ。
鹿児島で活動する木工作家、
AKIHIRO WOOD WORKSのJIN CUP UL。
AKIHIRO WOOD WORKS - JIN CUP UL
鹿児島県で親子3人、手仕事の楽しさが伝わって来るような木の器を手がける「アキヒロ ウッドワークス/AkihiroWoodworks」。2002年の活動開始以来、オーダー家具制作、オリジナルのプ ロダクト製品の展開、店舗、住宅内装から、インスタレーション作品の発表など、活動の幅を広げ続けています。「ジンカップ(Jincup)」は、鹿児島に多く自生するタブノキの塊をくり抜いてつくられます。
スペック
重量:実測60g
容量:200ml
サイズ:底面径66mm高73mm
素材:タブノキ
鹿児島でよく使われるタブノキはオイリーなうえ、目が詰まっていて粘り気も有り、小さな製品を作るのに向いている素材なんだそうです。
メリット
・チタンに引けを取らない軽さ
木材のため重量には個体差はありますが平均約60g。飲み物が冷えにくいとはいえ従来の木製カップはどうしても重さが気がかりなところ。このジンカップは壁面を可能なかぎり薄くしたことでため特徴的な表面の鑿痕加工はできなくなりましたが40%近くも軽量化が図れてます。まさにハイカー仕様。
・木製ならではのなめらかな口当たり
飲料専用のカップはハイキングの贅沢品。せっかく持参するのなら、その飲み口にもこだわりたいものです。ジンカップの飲み口は薄くなめらかにしあげて口当たりも◎
・ノーハンドルのためスタッキングできる
ハイカーならカップ、クッカーなどの食器はスタッキングしたいはず。従来の木製カップに踏み切れなかったハイカーは重さだけでなく、ハンドルのためにスタッキングできないという点が気になっていたのではないでしょうか。UL志向のハイカーが好むスタッキングが出来ちゃうんです。
類似品としてエバニューのBUNAカップスモールなんかもオススメです。
デメリット
・直火ができない
木製カップではお湯を沸かすことはできません。
まとめ
飲み口の薄さからの滑らかさや表面の特徴的な
削り出しでグリップ感も良いです。
また機能性と造形美の両方を兼ね備えた
木製カップは使うほどに艶と味わいが増します。
「軽さ」「口触り」「収納性」に職人仕事で
UL志向のハイカーも納得のギアではないでしょうか。
焚き火の脇で淹れるコーヒーや日本酒が
より一層特別なものにしてくれますね。